ブログ

「令和3年 特許法等の一部改正 産業財産権法の解説」が公開されました。

日本国特許庁のホームページにて、標題の解説書が公開されました。

令和3年法律改正(令和3年法律第42号)解説書 | 経済産業省 特許庁 (jpo.go.jp)

改正のポイントは、

(1)新型コロナウイルスの感染拡大に対応したデジタル化等の手続の整備(口頭審理のオンライン化など)
(2)デジタル化等の進展に伴う企業行動の変化に対応した権利保護の見直し(模倣品対策など)
(3)知的財産制度の基盤強化(特許権侵害訴訟における第三者意見募集制度の導入など)

の3点です。改正のもうすこし詳しい内容については以下を参照ください。図解されており分かりやすいと思います。

法律案概要(参考資料) (meti.go.jp)

なお、施行日は上記(1)が令和3年10月1日、(2)及び(3)が令和4年4月1日となります(出典は以下参照)。

「特許法等の一部を改正する法律の施行期日を定める政令」が閣議決定されました (METI/経済産業省)

以上です。

関連記事

  1. 特許庁からマルチマルチクレーム検出ツールが配布されています。
  2. 日本の特許出願においてもマルチマルチクレームの制限が4月1日から…
  3. 「特許行政年次報告書2021年版」が発表されました。
  4. 外国出願費用や海外侵害対策の費用の補助金について(中小企業向け)…
  5. J-PlatPatの特許・実用新案検索にリーガルステータス関連機…
  6. 「つながる特許庁」が全国で巡回開催されます。
  7. インターネット出願ソフトVer.[i4.30]がリリースされまし…
  8. 2022年4月1からの特許料等の改定について
PAGE TOP